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RINの種蒔き ―時代が替っている―
少し以前の飽食の時期が過ぎ、時代が変わった事をどれだけの人が理解しているだろうか…?
物も火(エネルギー)も贅沢に使ってきた我等は、本当に次の世代の我等に安全で快適な生活とまでではなくとも、それなりの生活の場を残してやることができるのだろうか?
やれ温暖化の進みによる水位の上昇だの、気候の異変だとの事を聞いても遠い人の事であり、自分の事ではない。しかし、半世紀に渡りどっぷりと飽食のぬるま湯に浸かり過ぎ、まさに飽食人種となっている我々に今、思いもする事態がスタートした。
東日本大震災後、技術の粋を誇る日本の電力会社は原子力の取扱いの未熟さを露呈してしまった。原子力という扱えないものを飼う恐ろしさに、人は怯え・叫び、結果…飽食の生活を続けるために臨終前の老朽化した火力発電所にフル稼働でお世話をかけているのが現実となっている。
さて、ここからである。老朽化した火力発電は石炭を…石油を…ガスを大量に食う。そして温暖化が加速的に進む。国も先進国代表の一員としてCO2低減策を厳しく求めてくる事は必至でありCO2税の現実化、エネ報告書提出拡大、様々なハードルが高くなり、暮らし向きは厳しさを増す。
又、そうした発電の燃料は、そう…日本には無いのである。それが必要で買い求めなければならない国がある以上、売る方は値段を釣り上げ長期に引伸ばし商売するのである。
老朽化しガタガタの発電設備は…飽食な我々に万遍なく電気を振舞う為に、新しく建て直しをすぐに始めなければならい。すでに、新聞をご覧の通り国内の発電所が次々に設備更新準備を進めている。
よって電気料金は確実に高騰する事になり、加えて環境悪化も更に急上昇する事になる。そこで飽食人種であるか否かを問わず我々は 【今、何をすべきなんだろうか?】
燃料効率の良い発電とか、新技術の開発とかはそれなりの知識と責任のある人に頼るしかなく、任せるしか無い。
我々がやらなければならない事、それは 「電気の使用量を極力少なくする事である。」
そして燃料消費や発電所設置台数を下げ、温暖化の影響を抑え未来の我々が本当に便利なエネルギーを発見してくれる事を願って、その活動できる環境を残す事である。
今の大人がやらなければならない事、それは「省エネルギーの実施」 責任である。
ごあいさつ
みなさまのご支援のおかげで会社設立に至りました。
今後、地球環境問題・省エネ・Ecoにしっかり取り組んでいきます。
雇用問題にも取り組み、人にも優しい企業にして行く所存です。
これからもよろしくお願いします。
代表取締役 伊藤 悦子